【姫路市版】相続した空き家を
スムーズに手放した事例
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姫路市における、「相続した空き家をスムーズに手放した方法」について事例形式で3つご紹介します。
※実際の関係者や物件が特定できないように、複数の事実を改変・翻案してまとめた内容になります。
1.愛知県にお住まいのA様が、「相続後、長年放置していた姫路市の実家を買い取ってもらった事例」
お客様の相談内容
売却物件 概要
※表は左右にスクロールして確認することができます。
所在地 | 姫路市夢前町 | 種別 | 一戸建て |
---|---|---|---|
建物面積 | 60.68㎡ | 土地面積 | 105.42㎡ |
築年数 | 45年 | 成約価格 | 315万円 |
間取り | 4LDK | その他 | ― |
相談にいらしたお客様のプロフィール
お客様は愛知県にお住まいの50代のA様です。
5年前にお母様がお亡くなりになり、ご実家の一戸建てを相続しました。
相続登記の手続きは終えられたもののご実家の使い道はなく、管理も面倒だったため長年放置していました。
しかし、固定資産税などの支払いを負担に感じてきたため手放すことをお考えです。
解決したいトラブル・課題
課題
相続後、長年放置していた一戸建てにどれくらいの価値があるか知りたい
A様はご実家のように老朽化した物件にも価値があるのか不動産会社に相談してみることにしました。
不動産会社の探し方・選び方
A様は姫路市の不動産市場に精通しているところがいいと考え、地元に密着した不動産会社をインターネットで調べました。
複数社調べた中でホームページに
- 無料で査定を行っているため出費を減らすことができる
- LINE相談も実施しており、遠方に住んでいても気軽に相談できる
といった点に魅力を感じた不動産会社に相談することを決めました。
A様の「トラブル・課題」の解決方法
まず、A様には空き家を放置することで起きる問題を説明しました。
1.相続した空き家を放置することで起きる問題
相続した空き家を放置すると以下の問題点が考えられます。
- 固定資産税等の税金が課せられる
- 放置し続けると倒壊などの恐れがある「特定空き家」の指定を受け、税金の支払い分が増える(固定資産税が6倍)
- 管理義務違反によって、損害賠償責任を負う可能性がある
- 倒壊や火災のリスクがあり、周囲に迷惑が掛かれば賠償責任が問われる
- 不審者が入り浸ったり、不法投棄によってゴミ捨て場と化したりするケースがある
今回、A様の物件を査定した結果、老朽化が進み、物件自体には価値がないため売却は難しいと判断し、A様には弊社で買取することをご提案しました。
2.「結果」
A様は相続したご実家は老朽化が激しかったため、不動産会社に相談を断られると思っていたそうで、「買取もしてもらえる」と弊社の提案を大変喜んでいらっしゃいました。
もっと早く相談に来ればよかったともおっしゃっていました。
その後、買取価格にもご納得していただき、スムーズに手続きを進めることができました。
2.神奈川県にお住まいのT様が、「姫路市で相続した実家を
更地渡しで、土地を売却した事例」
お客様の相談内容
相続物件 概要
※表は左右にスクロールして確認することができます。
所在地 | 姫路市御立中 | 種別 | 土地 |
---|---|---|---|
面積 | 152.27㎡ | 成約価格 | 620万円 |
間取り | ― | その他 | 更地渡し |
相談にいらしたお客様のプロフィール
お客様は神奈川県にお住まいの50代のT様です。
T様はお父様がお亡くなりになり、築55年のご実家を相続しました。
しかし、T様は現在、遠方にお住まいのためご実家の管理をするのが難しい状態です。
解決したいトラブル・課題
課題
相続した実家の管理が負担になるため、どうにかして手放したい。
T様はこのまま保有していても状態が悪化し管理が難しくなる一方だと考え、相続した実家を手放すことを希望しています。
しかし、T様は不動産に詳しくないため、物件の売却方法が分かりません。
不動産会社の探し方・選び方
T様は相続したご実家のある姫路市内で売却実績が豊富な不動産会社をインターネットで探しました。
いくつかのホームページを見比べた結果
- 空き家に関する丁寧な説明があり、信頼が持てた
- どんな空き家でも積極的に対応している
といった点に惹かれた不動産会社に相談することを決めました。
T様の「トラブル・課題」の解決方法
T様のご実家は築年数が55年と古く、雨漏りなど老朽化が進んでいます。
この状態では「更地にして土地として売り出すこと」が一般的ですが、解体して更地として売り出したとしても、必ず売れるとは限りません。
また、更地のまま売れ残った場合は固定資産税が高くなるため、節税対策が可能な「更地渡し」という方法を提案しました。
1.「更地渡し」とは
更地渡しとは、買い主が見つかってから売買契約後に建物の解体をし、土地だけを引き渡すことです。
更地渡しを選択するメリットとしては大きく二点あります。
一つは、解体費用が無駄にならないという点です。
更地にしても必ず売れるとは限らないため、先に解体してしまうと解体費用が無駄になる恐れがあります。
従って、更地渡しを選択することで防ぐことができます。
もう一つは、解体せず建物が残っている状態にすることで「住宅用地の特例」が適用できる点です。
「住宅用地の特例」とは、住宅用地にかかる税金が減額される制度のことです。
固定資産税が最大6分の1、都市計画税が最大3分の1にまで減額されます。
更地渡しの流れは以下のとおりです。
- 売買契約締結
- 建物解体工事
- 代金決済と土地の引き渡し
2.更地渡しの注意点
更地渡しの注意点としては以下のことが挙げられます。
解体内容を明確にする
売主と買主で取引内容の認識が一致していないとトラブルに発展する可能性があります。
解体や撤去の範囲など細かいところまで売主と買主で話をまとめておきましょう。
期日通りの引き渡しをする
解体工事の際、近隣住民から騒音などでクレームを受け、トラブルに発展し工事スケジュールが遅延する場合があります。
様々なトラブルを想定し、工事会社と入念な打ち合わせをする必要があります。
地中埋没物がない状態にする
売却後、買主が家を建築するときに地中埋没物が発見されるケースがあります。
地中埋没物が発見された場合、追加の工事費用が発生するため、あらかじめ地歴調査を行っておくことが大切です。
3.「結果」
T様は更地渡しを条件に売却活動を始め、幸いにも6か月で買主が見つかりました。
買主とも問題なく売買契約を結ぶことができ、弊社が紹介した解体業者に依頼し、スムーズに土地を引き渡しました。
無駄な出費を出さず売却できた事や業者探しをしなくて良かった事にもT様は大変満足されていらっしゃいました。
3.広島県にお住まいのK様が、「姫路市の築55年の一戸建てを、更地にしてから売却した事例」
客様の相談内容
売却物件 概要
※表は左右にスクロールして確認することができます。
所在地 | 姫路市八家 | 種別 | 土地 |
---|---|---|---|
面積 | 165.56㎡(約50坪) | 成約価格 | 510万円 |
間取り | ― | その他 | ― |
相談にいらしたお客様のプロフィール
お客様は広島件にお住まいの50代のK様です。
K様はお母様がお亡くなりになり、ご実家を相続することになりました。
お母様は亡くなるまでの3年間は施設で暮らしており、その間ご実家には誰も住んでいなかったため、外壁の剥がれや雨漏りといった劣化が見られました。
K様は、広島市に拠点があるため戻られる予定もなく、所有していても仕方がないので、ご実家を手放すことをお考えです。
解決したいトラブル・課題
課題
劣化の激しい物件を相続したが、売却して手放したい。
K様は現在、広島県のマンションで、家族と住まわれており相続したご実家に住む予定はありません。
K様は不動産に関する知識がないため、劣化の激しい物件の最適な手放し方が全く分からない状態です。
K様はひとまず不動産会社に相談してみることにしました。
不動産会社の探し方・選び方
K様は地元の不動産会社の方が実家に合った売り方に詳しいのではないかと思い、姫路市の不動産市場に詳しい不動産会社をインターネットで探しました。
様々なホームページを見比べ、
- 提案・査定を無料とあり、気軽に相談できる
- 地域密着のため、姫路市の不動産市場に精通しており的確な提案をしてくれる
といった点に魅力を感じた不動産会社に相談することにしました。
K様の「トラブル・課題」の解決方法
K様のご実家を査定した結果、老朽化が進んでいたため建物自体に資産価値がなく、買い手を見つけることが難しいと判断しました。
K様のご実家は、最寄り駅である「八家駅」まで徒歩15分圏内と好立地であったことから、土地としての需要は十分にあります。
そこで、K様にはご実家を解体して更地にしてから売却する方法をご提案しました。
1.「解体」の費用について
解体にかかる費用について解説します。
一般的な一戸建てを解体する場合のおおよその相場は以下のとおりです。
構造 | 坪単価の相場 |
---|---|
木造建築 | 4~5万円/坪 |
軽量鉄骨造 | 6~7万円/坪 |
鉄筋コンクリート造 | 7~8万円/坪 |
解体費用は、解体をする物件の構造や広さによって異なります。
木造建築の場合、解体費用は1坪あたり4万円~5万円が相場になります。
K様のご実家は木造建築で延床面積が40坪でしたので、解体費用は160~200万円と見積もる事ができます。
さらに姫路市には解体費用の補助制度もあり、条件を見たしていれば制度を利用できる可能性があります。
姫路市の解体費補助制度について、詳しく知りたい方は以下のサイトをご覧ください。
参考:姫路市役所|姫路市老朽空家対策補助金交付制度
また、解体費用以外に、付帯工事や埋蔵物の撤去などが発生すると追加費用を払う必要がありますので、頭に入れておきましょう。
2.「結果」
K様は検討した結果、解体し更地にしてからで売却活動を行うことが決まりました。
K様は解体業者を紹介してもらって探す手間が省け、10日前後で更地にでき、補助制度の利用で解体費用も想定より安く収まる結果でした。
K様の土地は約4か月で買い手が見つかり無事に売却手続きを完了され、ご相談から売却手続きまでスムーズに進んだことにK様は大変満足されていました。